« 2010年03月 | メイン | 2010年05月 »

2010年04月 アーカイブ

おすすめスポット 2

館長も兼任する米一氏のコレクションは、二十世紀前半にパリで制作活動をしていたエコール・ド・パリの画家たちの作品が中心となっている。
モディリアー二、シャガール、ヴラマンク、フジタ・デュフィなど一連の作品の中で米一氏の好きな画家はデュフィ。

「日本の南画に興味をもった彼の絵にはリズミカルな線描きがみられ、日本人のもっとも親しみやすいものの一つです」という。

喜びの画家といわれるデュフィは上流社会の「競馬、ヨットの風景、パーティと音楽会」を楽しく観察し、これが彼の作品の三大テーマとなった。
バッハ、モーツァルト、ドビッシーを敬愛した彼は、オーケストラの練習場に通いつめ、オルガンの足元にもぐりこんでは画用紙に向かってデッサンを重ねていたという。

一連のオーケストラシリーズはこうして生まれたのだろう。
デュフィと親しかったカザルスは「デュフィの絵を見れば演奏されている音楽がどんなものかすぐわかる」といっている。

おすすめスポット 3

ここのミュージアムでデュフィとともに充実しているのが、あの荒れた空模様の暗い風景画と静物を好んで描いたヴラマンクである。
彼の絵をほめてくれた詩人アポリネールに、彼が感謝をこめて贈ったという、話題の「花束」もある。

奥にある「大谷記念室」には、竹内栖鳳、横山大観、速水御舟などの名品の中に、平櫛田中作の「大谷米太郎座像」がある。

帰りに広大な日本庭園におりてみる。
このあたりは、もと伏見宮邸で、井伊直弼と、さらにさかのぼっては加藤清正の江戸屋敷のあったところで、点在する大きな石灯籠に当時の面影がしのばれる。

築山や植込みの小道には散歩している外国人の姿も多く見られる。
池のほとりには、なぜか青銅のライオンがいた。

About

2010年04月にブログ「ブログさいこー」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年03月です。

次のアーカイブは2010年05月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り